この週末がクリスマス前、最後の週末なのでどこもお店が開いてることもあり、街は人間佃煮状態です。
それでも今年は例年より早い11月中旬からフランス人はプレゼントの準備に入ったようです。
お財布の紐をかっちり硬く締めつけているもんで、早めになるべく安く、見栄えのいい物を。っという魂胆なんでしょうか。
そうやって頭を振り絞って買ったプレゼントも,いつもばっちり的に当たるという訳ではありません。
あたしの好きな統計に因りますと、
気に食わないプレゼントでも、その気持ちが嬉しいからと70%のフランス人は箪笥の奥に仕舞っておきます。
これはヨーロッパの中でもダントツな心掛けです。エゲレス人なんて、たった47%です。
もう箪笥に場所がない人やそんな気もない人達はどうするか?
感心な事にエゲレス人の29%の人は施設に寄付するそうです。フランス人は10%。
神様の事を気にしない人達は、売りさばきます。
無駄が嫌いなドイツ人の25%、フランス人は14%。12月26日のeBayは大変お得です。
最もいかんのは、突っ返す人、いるんです2%もオランダ人に、要らんと言う勇気の無いオランダ人の5%は捨てちゃうそうです。
前から薄々気がついてたけど、やっぱりオランダ人って変わってるわ。
よくありそうなのは、たらい回し。
なにこの悪趣味なスカーフ、あら、でもお母さんにはよく似合うわ。と義理のお母さんへのプレゼントは決まり。
イタリアじゃあ33%の人がそうしてるそうです。
そんなんで、今年の流行のプレゼントは商品券。
フランス人の9%人は商品券を貰って気を悪くするそうです。ってことは、91%は大好きなんだから当たりのプレゼント。
こうやってだんだんツリーの下のリボンのかかった大きな箱は無くなっていくんでしょうか?
商品券自体全部ネットで済んじゃうんで、券すら無いこともある訳ですから。
あたしにとったら気楽でいいんですけどね。
でもこれから生まれて来る子供達は、あの包装紙をべりべり破いてる時のウハウハ感を知らない子供になるんでしょうか。
それは可愛そう過ぎ。