会うなりまたもや、日本の話題を持ち出そうとするドクターの話を無視して『レントゲン見てください』と殺気立つ私。
道すがら、あーこれで私もキフキフパリの仕事も出来なくなるな。と湿っていたんです。
レントゲンを見ているドクター、『あなたは何かスポーツをなさっていますか?』  『全然!』  『水泳も?』  『オーとんでもない、プールなんて真っ平です!』  『確かにプールは衛生的ではありません、我々フランス人は汚いです、ふ け つ!!そこへ行くと、あなた方日本人のなんと清潔好きな事。。。。』と再び日本人賞賛話題に流れそうなのを押しとどめ、で、あたしの膝は?
『あなた、筋肉が全然ないんですね。だから膝を定位置に保てなくて、ずれてきた為痛いんですよ』 もう1回、が~ん。
『筋肉が無い』 って以前も言われた事があります。体のエクササイズをするサロンで、お腹の筋肉を出して下さいって言われて、????どうやるんですか????ほらこうやってと自慢の硬くなったお腹を見せてくれたトレーナー。さっぱりやり方が分からず、筋肉無しと判断された経験があります。しかし、これで本当にテクニックの問題ではなく、筋肉が無いということが判明した訳です。ショック。
リュウマチではないという安堵感が吹っ飛ぶほど、頭の中は『筋肉が無い!』 という事に占領され、なんだかやる気までなくなってしまいました。
絵まで描いて説明するドクターの話も上の空。『だからどーしろって言うんですか?』 投げやりに聞くと、『キネですね』。 キネとは日本の整体の様なモンです。
キネに通うのイヤだなと帰り道不貞腐れていたんですが、階段を下りたらピリッと膝の痛みを感じ、膝が痛くて歩けなくなったら商売上がったりだわ、とキネの予約を取る決心をしました。
キネには何度もお世話になっているので、マイキネを持っているのですが、彼は一番高いカテゴリーのキネです。この膝は長期戦です。貧乏気を出して違うキネ探しを始めました。
たまたま通りかかったキネの診療所のドアを入って聞いてみると、そこには男性と女性
2人のキネが居るそうです。『どちらがよろしいですか? 男性は目が不自由な方で、、、、 、、』 と説明の最後まで聞かず、『それにします!』 もう私の頭は座頭市です。盲目の按摩師。
『なるべく早く予約して下さい!』
予約の日、膝も軽やかにキネのキャビネへ向かいました。
つづく
座頭市
  
  
  
  パリ暮らし座頭市
会うなりまたもや、日本の話題を持ち出そうとするドクターの話を無視して『レントゲン見てください』と殺気立つ私。
19世紀からあるクリニャンクールの蚤の市は、世界でも最も重要な蚤の市の1つです。フランス国内でも5番目に人気の観光スポットになっています。7ヘクタールに及ぶ広大な蚤の市をぶらぶらしていればきっと一目惚れする物に出会います。
20世紀初めに開かれたヴァンヴの蚤の市は約400のスタンドが出店しているこじんまりした蚤の市。観光客と言うよりはパリジャンに親しまれている蚤の市です。
店を構えている古道具屋なので、パリ滞在中、蚤の市の曜日と合わなくても掘り出し物を探しに行けます。
19世紀半ばにオープンした世界最古のオークション会場ドゥルオ。一山いくらから有名絵画までオークションにかけられます。ハラハラ、ワクワクのオークション独特の雰囲気を体験できます。
ル・ボヌール・デ・ダム、サジュ、レ・ブロドゥーズ・パリジェンヌ等、パリのセンスたっぷりの手芸店で実際に手に取ってたっぷり吟味してください。

手芸ファンには見逃せない大規模手芸見本市。色々なアトリエも開催されるので新しい分野を挑戦してみる良い機会にもなります。2023年は3月9日~12日の開催予定です。
出展数、時期などを考慮してパリ市内の画廊をレンタルし、個展又はグループ展を開催。作家様不在でも作品をお送り頂きパリのスタッフが全て対応いたします。
毎年6月21日は街中どこででも、誰でも音楽を演奏していい日です。場所の選択、申し込み手続き、当日のアテンドを賜ります。
20世紀初頭、芸術家達の溜まり場だったモンパルナスに開校。ザッキン、ブールデル、ゴーギャン等錚々たるメンバーの教授陣がいて、ミロ、タマラ・ドゥ・レンピッカ、バルテゥス等が学んだ伝説の美術学校で、チケット制で参加できるヌードモデルのデッサンクラスがあります。申し込み手続きのお手伝い、初日の同行等賜ります。




アール・ヌーヴォーの父エクトール・ギマールの特異なセンスは、いくつかのパリの地下鉄の入り口でも見ることはできますが、彼の設計した建築物を目の当たりにすると度肝を抜くような作品に感動します。
コルビジェの作品の集大作であるパリ郊外のサヴォア邸、パリ市内にはフランスの名高いモダン建築の手本と言われているラ・ロッシュ邸で内部を隅々まで観察できます。
パリの日本人で一番有名な藤田嗣治画伯が、パリを離れて晩年を過ごした住居兼アトリエ。住居部分はフジタが創意工夫した茶目っ気のある楽しい内装、アトリエは彼の几帳面さと器用さがよく表れていて彼の人となりが垣間見ることがでる貴重な場所です。
キリストが十字架に架けられたときに被せられた茨の冠を保管する為に、13世紀に建てられたサント・シャペル。壁全面がステンドグラスになっていて、まるで宝石箱の中に居るような幻想的な王室礼拝堂。建設された当時から世界中で話題になったほどの迫力は今でも衰えていません。
フランス革命で投獄されていたコンシエルジュリー、処刑されたコンコルド広場、処刑後直ぐに埋葬されたチャペル、靴などの遺品が展示されているカルナヴァレ美術館など、マリー・アントワネットを偲ぶコースをたどります。
パリでローズガーデンと言えばブーローニュの森の中にあるバガテル公園が有名です。1200種、1万本のバラが植えられています。毎年コンクールも開催され、バラファンには欠かせない場所となっています。又、園内にはマリー・アントワネットとアルトワ伯爵が賭けをして64日間で建てたという曰くのあるバガテル城もあります。
●モントルグイユ
●カルチエラタン
●パッシー
●サン・ジェルマン・デ・プレ
●マレ地区
●マルシェ
モン・サン・ミッシェル -ABBAYE DU MONT-SAINT-MICHEL-
ヴェルサイユ宮殿 -Le château de Versailles-
モンマルトル -Montmartre-
オルセー美術館 -Musée d’Orsay-
ルーヴル美術館 -Musée du Louvre-
ノートルダム大聖堂 -Cathédrale Notre-Dame de Paris-
オペラ座 -Le Palais Garnier-
凱旋門 -ARC DE TRIOMPHE-
エッフェル塔 -la tour Eiffel-