今日も引き続き、天気の見本を全部体験できるような天候です。
そんな中4月7日から1ヶ月間、パリに隣接しているブーローニュの森にあるアクリマタシオンというかわいらしい遊園地で日本祭りを開催しています。
日本から、フランス現地から、アーティストやお店の方がたが賑やかに参加していらっしゃいます。
ここはパリ郊外の超高級住宅街です。地下鉄の駅から会場へ向かう高級な道を歩きながら思い出しました。
今のサルコジーフランス大統領が若い頃,この市の市長さんでした。
その当時、この街の幼稚園にとち狂った人が乱入して子供達と先生を人質に立てこもった事がありました。その時の先生が私の友達でした。勇敢な先生と世間にいっぱい褒められました。そして、サルコジーはその事件で一躍顔が知れ渡ったんだなーと、もう直ぐ消え去るだろうサルコジーに思いをはせていたら会場到着。
今回私の役目はパリの姉妹都市の1つ京都市からの方がたの通訳です。
写真は開園前の準備中の時なので寂しげですが、なにせこの天気の平日、何時になっても寂しげでした。
日本舞踊の方がた、平安時代の装いの方がた、舞妓さん方、他にも日本から意匠を凝らしていらした皆さん本当にお気の毒です。せっかくのお召し物も台無し。
お天道様のことはどうにもこうにもなりませんが、心より謝りたくなります。『こんなパリでごめんなさい』と。
それでも週末はかなりの人出があり、古い着物屋さんや、小物屋さんなどは完売!と結構ウハウハです。
日本はオサレと世界的なブームはまだ続いているようです。
しかし、職人さんが丹精込めて造った、地味な芸術品的な物の価値観を一般のフランス人に理解してもらうのは難しいようです。
安くて、かわいらしくて、面白い日本の物は良く売れています。
まだ5月8日まで続きます。どうかお天気が良くなりますように。と心を込めて祈っているっつうにぐわーと外は又暗くなってきました。