やっぱり魅惑のパリ

世界で一番観光客が訪れる『魅惑のパリ!』というのは本当かもしれません。

魅惑=危険ですからね。美人さん、ドラッグ、儲け話、悪友の誘い、など『魅惑の』っていう形容詞が隠れています。

どれもどつぼに嵌るほど危険です。

ここのところ連続で前回お話ししたように日本大使館の領事部へ行っています。

ケッ混んでるな、何なのよ、とうんざりします。

パスポートの窓口にはずらりと、パスポートを取られた日本からの観光客が並んでいるからです。

カモになる人は大抵が男の人なんだと発見。

100年前から、海外に出たら危険が一杯ですよ。パリは危ないですよ。ぼーとせんで気ーつけてー!と言われ過ぎて聞いてないんか?と頭叩きたくなります。
最近の手口。

地下鉄の中では、以前もお話した若い女の子達のスリ軍団が圧倒的です。

服装では皆と同じなので区別出来ませんが、ジプシー顔で分かるんですよ。

スペイン人や中東の子達と人違いをするかもしれませんので、とにかくポッケにお財布など入れない。バックは前に持って開閉部分を手で押さえている。

パブロフの犬の様に、人混みに入ったらバックを抑えるという条件反射を発揮しましょう!

取られた人たちは皆、全く気が付かなかったと鳩が豆鉄砲顔してまいす。

これは、最近バスの中に張ってある注意事項です。

色々な言葉で書かれています。

バスを利用する日本人は圧倒的に少数だと思いますが、被害者の割合が高いのでしょうか?

道では、やはりジプシーの女の子が、ボードを手にオシの振りして身振り手振りで署名してと寄ってきます。

この手口はアメリカ人のおばちゃんがよく引っかかっています。

何故か皆美味しそうに太っていて、人が良さそうなおばちゃん達。

近寄ってきて、ボードをポンと目の前に突き出します。なーにー?とカモが気を取られている間に、バックは開けられています。

上手なもんです。
それから、道を歩いています。すると向こうから歩いてきたおばちゃんがひょいと何かを拾い上げ、コレあなたの?とガチャガチャで出てくるようなでっかいギラギラの指輪を見せます。

なーにーと覗き込んでいる隙にバックは開いています。
人が近づいてきたら、警戒しましょう。

特におじさん方、若い女の子があなたに何か用があることはないです。
カワイイ、若い女の子が近づいて来ても勘違いしないで、気をつけて下さい。