以前もブログに書きましたが、パリでは弁当持参が増えています。経済的にも時間的にもランチを食べに行く余裕がない人が多くなったようです。サンドイッチやリンゴやバナナなんかを歩きながら食べているのはよく見かけますが、最近はフォークや箸を使って食べるような物まで、歩きながら食べている人も増えました。
先日見かけたショック。地下鉄の斜め前に座っていた30歳前後の白人青年。1リットルは入る様なタッパーを抱えて、もそもそ手づかみで食べています。サングラスをしているのを良い事に、顔は真っすぐ、目玉は目いっぱい横にして観察してみますと、手づかみで食べているのは鶏肉のささみそのまんまの大きさを茹でたか、蒸したかした物2つ。後はポロポロしたライスです。このライスをどうやって食べるのかを見たくて横目していたのです。だってどう見てもインド人じゃありませんもの。ところが1つ目の鳥のささみに集中していてなかなかライスを食べません。あ~もう降りる駅が近づいちゃう。一層見届ける迄このまま乗ってよかと本気になった頃、やおら2つ目のささみを手に取り、一口齧っていい塩梅にしたのか、そのささみをスプーンの様に使ってライスをすくって食べるじゃありませんか。ライスと共にささみも食べたりと誠にうまい具合にやっていました。
かなりの量のライス、それも味も素っ気もないような見た目です。だんだんお腹も膨らみ、飽きも来たのか、頭を掻いたり、ため息ついたりしながらも黙々と食べ続ける青年。一人暮らしの学生や貧乏な働く青少年達のランチなんてこんなもんなんだなぁと、家の息子に見せてやりたいと思いました。
超簡単な数秒でできるようなサンドイッチはやっぱり好きではなかったようで、パスタかなんかはあるかな?なんてある日聞かれてから、私の弁当作りも二手間位増えました。まぁ、出来る時だけですけれども。
先日は若い友達が遊びに来てきくれて、そのまま泊まっていきました。翌日仕事に行く日本食が大好きな彼女に、日本のお弁当を作ってあげるなんて何かの勢いで言ってしまったものの、彼女がヴェジェタリアンになったことをすっかり忘れてました。肉無しでどうしたもんか?我が家には誰も使う人がいない可愛い日本の弁当箱に入れて、見掛け倒しで何とか詰め込んだニッポン風弁当を作って思ったのは、日本の弁当は何種類もの物を彩りよろしく入れなくてはいけなくて、毎日なんて作ってられないわ。日本の母さんは偉い!もちろんその日は息子は弁当無し。
パリの弁当スタイル
パリ暮らしパリの弁当スタイル
先日見かけたショック。地下鉄の斜め前に座っていた30歳前後の白人青年。1リットルは入る様なタッパーを抱えて、もそもそ手づかみで食べています。サングラスをしているのを良い事に、顔は真っすぐ、目玉は目いっぱい横にして観察してみますと
19世紀からあるクリニャンクールの蚤の市は、世界でも最も重要な蚤の市の1つです。フランス国内でも5番目に人気の観光スポットになっています。7ヘクタールに及ぶ広大な蚤の市をぶらぶらしていればきっと一目惚れする物に出会います。
20世紀初めに開かれたヴァンヴの蚤の市は約400のスタンドが出店しているこじんまりした蚤の市。観光客と言うよりはパリジャンに親しまれている蚤の市です。
店を構えている古道具屋なので、パリ滞在中、蚤の市の曜日と合わなくても掘り出し物を探しに行けます。
19世紀半ばにオープンした世界最古のオークション会場ドゥルオ。一山いくらから有名絵画までオークションにかけられます。ハラハラ、ワクワクのオークション独特の雰囲気を体験できます。
ル・ボヌール・デ・ダム、サジュ、レ・ブロドゥーズ・パリジェンヌ等、パリのセンスたっぷりの手芸店で実際に手に取ってたっぷり吟味してください。

手芸ファンには見逃せない大規模手芸見本市。色々なアトリエも開催されるので新しい分野を挑戦してみる良い機会にもなります。2023年は3月9日~12日の開催予定です。
出展数、時期などを考慮してパリ市内の画廊をレンタルし、個展又はグループ展を開催。作家様不在でも作品をお送り頂きパリのスタッフが全て対応いたします。
毎年6月21日は街中どこででも、誰でも音楽を演奏していい日です。場所の選択、申し込み手続き、当日のアテンドを賜ります。
20世紀初頭、芸術家達の溜まり場だったモンパルナスに開校。ザッキン、ブールデル、ゴーギャン等錚々たるメンバーの教授陣がいて、ミロ、タマラ・ドゥ・レンピッカ、バルテゥス等が学んだ伝説の美術学校で、チケット制で参加できるヌードモデルのデッサンクラスがあります。申し込み手続きのお手伝い、初日の同行等賜ります。




アール・ヌーヴォーの父エクトール・ギマールの特異なセンスは、いくつかのパリの地下鉄の入り口でも見ることはできますが、彼の設計した建築物を目の当たりにすると度肝を抜くような作品に感動します。
コルビジェの作品の集大作であるパリ郊外のサヴォア邸、パリ市内にはフランスの名高いモダン建築の手本と言われているラ・ロッシュ邸で内部を隅々まで観察できます。
パリの日本人で一番有名な藤田嗣治画伯が、パリを離れて晩年を過ごした住居兼アトリエ。住居部分はフジタが創意工夫した茶目っ気のある楽しい内装、アトリエは彼の几帳面さと器用さがよく表れていて彼の人となりが垣間見ることがでる貴重な場所です。
キリストが十字架に架けられたときに被せられた茨の冠を保管する為に、13世紀に建てられたサント・シャペル。壁全面がステンドグラスになっていて、まるで宝石箱の中に居るような幻想的な王室礼拝堂。建設された当時から世界中で話題になったほどの迫力は今でも衰えていません。
フランス革命で投獄されていたコンシエルジュリー、処刑されたコンコルド広場、処刑後直ぐに埋葬されたチャペル、靴などの遺品が展示されているカルナヴァレ美術館など、マリー・アントワネットを偲ぶコースをたどります。
パリでローズガーデンと言えばブーローニュの森の中にあるバガテル公園が有名です。1200種、1万本のバラが植えられています。毎年コンクールも開催され、バラファンには欠かせない場所となっています。又、園内にはマリー・アントワネットとアルトワ伯爵が賭けをして64日間で建てたという曰くのあるバガテル城もあります。
●モントルグイユ
●カルチエラタン
●パッシー
●サン・ジェルマン・デ・プレ
●マレ地区
●マルシェ
モン・サン・ミッシェル -ABBAYE DU MONT-SAINT-MICHEL-
ヴェルサイユ宮殿 -Le château de Versailles-
モンマルトル -Montmartre-
オルセー美術館 -Musée d’Orsay-
ルーヴル美術館 -Musée du Louvre-
ノートルダム大聖堂 -Cathédrale Notre-Dame de Paris-
オペラ座 -Le Palais Garnier-
凱旋門 -ARC DE TRIOMPHE-
エッフェル塔 -la tour Eiffel-