2月のブログで行かなきゃいけないリュクサンブルグ美術館のお話をしました。
やっと行って来ました。最近の美術館は白い壁は使わないです。白に対する光の反射が絵に悪いという事があると思いますが、それだけでなく白だと引き立たない絵っていうのが結構あると思います。
よく幼稚園の先生が使うテクニックで、黒や赤の画用紙に子供に絵を描かせる。それを見たどの親も、うちの子はアーティストだわ!とうっとり勘違いをします。
バックに濃い色合いがくるとどんな子が描いたなぐり書きでも様になるんです。
美術館に飾られている絵と餓鬼の行儀知らずな絵と一緒にしてはいけませんが、まぁそんなもんなんだと思います。
このリュクサンブルグ美術館は、濃ーいグレーなんだか、濃ーい茶色なんだか、黒なんだか、暗くてよく分からない壁の色でした。
作りは、よく展示会場などのように、天井まで壁でびっちり仕切らないで、上部は空間が広がっています。その分、壁の面積が節約できる上、狭い美術館では圧迫感が少なくなっるという計算が出来上がってるように見えました。
壁の素材はベニヤ板の様な、この世で一番安い板を選んだ様に見えました。
絵を見るより壁をコツコツ叩いてみたり、裏側を見ようと首を妙に伸ばしている見学者は注意人物とマークされたようです。もしかしてあたしの事ナンパしてんか?と勘違いするほど、スマートに警備員があたしに張り付きました。
そうなると私としては、これ幸いとアホな質問が止まらなくなります。しかしこの警備員なんも知らんで全くの役立たずでした。
暗い展示室は心憎いほど上手に照明のセンスを発揮して、絵を引き立てていました。
上手いな、絵って物を自分の中にこなしてるな!とこの美術館の学芸委員の事も感心しました。ヨーロッパの美術館ではしょっちゅう、見たことも無い見ず知らずの学芸委員に惚れ込みます。
展示室は撮影禁止で皆様に様子をお見せする事ができませんが、ブティックの方をご覧下さい。
これこそ坂茂です。よく布やで見かける、布を巻く芯にするような、厚紙の棒にニスを塗って強化コーティングした素材です。
その厚紙棒が本棚からお会計カウンターまで造っているんです。楽しいわ!
もちろん坂茂は東日本大震災でも活躍しました。
体育館などに非難している方々のプライベート空間を作りました。
とても簡単です。棒を通して、布を掛けるだけ。日本の産婦人科の要領です。(これのシステムも世にも不思議な思い付きだと思いますが)
クラナッハ展の最終日滑り込みで間に合いました。しかし、もしかしたら展示物が変わったら壁も変わるのか又確認に行かなければなりません。



19世紀からあるクリニャンクールの蚤の市は、世界でも最も重要な蚤の市の1つです。フランス国内でも5番目に人気の観光スポットになっています。7ヘクタールに及ぶ広大な蚤の市をぶらぶらしていればきっと一目惚れする物に出会います。
20世紀初めに開かれたヴァンヴの蚤の市は約400のスタンドが出店しているこじんまりした蚤の市。観光客と言うよりはパリジャンに親しまれている蚤の市です。
店を構えている古道具屋なので、パリ滞在中、蚤の市の曜日と合わなくても掘り出し物を探しに行けます。
19世紀半ばにオープンした世界最古のオークション会場ドゥルオ。一山いくらから有名絵画までオークションにかけられます。ハラハラ、ワクワクのオークション独特の雰囲気を体験できます。
ル・ボヌール・デ・ダム、サジュ、レ・ブロドゥーズ・パリジェンヌ等、パリのセンスたっぷりの手芸店で実際に手に取ってたっぷり吟味してください。

手芸ファンには見逃せない大規模手芸見本市。色々なアトリエも開催されるので新しい分野を挑戦してみる良い機会にもなります。2023年は3月9日~12日の開催予定です。
出展数、時期などを考慮してパリ市内の画廊をレンタルし、個展又はグループ展を開催。作家様不在でも作品をお送り頂きパリのスタッフが全て対応いたします。
毎年6月21日は街中どこででも、誰でも音楽を演奏していい日です。場所の選択、申し込み手続き、当日のアテンドを賜ります。
20世紀初頭、芸術家達の溜まり場だったモンパルナスに開校。ザッキン、ブールデル、ゴーギャン等錚々たるメンバーの教授陣がいて、ミロ、タマラ・ドゥ・レンピッカ、バルテゥス等が学んだ伝説の美術学校で、チケット制で参加できるヌードモデルのデッサンクラスがあります。申し込み手続きのお手伝い、初日の同行等賜ります。




アール・ヌーヴォーの父エクトール・ギマールの特異なセンスは、いくつかのパリの地下鉄の入り口でも見ることはできますが、彼の設計した建築物を目の当たりにすると度肝を抜くような作品に感動します。
コルビジェの作品の集大作であるパリ郊外のサヴォア邸、パリ市内にはフランスの名高いモダン建築の手本と言われているラ・ロッシュ邸で内部を隅々まで観察できます。
パリの日本人で一番有名な藤田嗣治画伯が、パリを離れて晩年を過ごした住居兼アトリエ。住居部分はフジタが創意工夫した茶目っ気のある楽しい内装、アトリエは彼の几帳面さと器用さがよく表れていて彼の人となりが垣間見ることがでる貴重な場所です。
キリストが十字架に架けられたときに被せられた茨の冠を保管する為に、13世紀に建てられたサント・シャペル。壁全面がステンドグラスになっていて、まるで宝石箱の中に居るような幻想的な王室礼拝堂。建設された当時から世界中で話題になったほどの迫力は今でも衰えていません。
フランス革命で投獄されていたコンシエルジュリー、処刑されたコンコルド広場、処刑後直ぐに埋葬されたチャペル、靴などの遺品が展示されているカルナヴァレ美術館など、マリー・アントワネットを偲ぶコースをたどります。
パリでローズガーデンと言えばブーローニュの森の中にあるバガテル公園が有名です。1200種、1万本のバラが植えられています。毎年コンクールも開催され、バラファンには欠かせない場所となっています。又、園内にはマリー・アントワネットとアルトワ伯爵が賭けをして64日間で建てたという曰くのあるバガテル城もあります。
●モントルグイユ
●カルチエラタン
●パッシー
●サン・ジェルマン・デ・プレ
●マレ地区
●マルシェ
モン・サン・ミッシェル -ABBAYE DU MONT-SAINT-MICHEL-
ヴェルサイユ宮殿 -Le château de Versailles-
モンマルトル -Montmartre-
オルセー美術館 -Musée d’Orsay-
ルーヴル美術館 -Musée du Louvre-
ノートルダム大聖堂 -Cathédrale Notre-Dame de Paris-
オペラ座 -Le Palais Garnier-
凱旋門 -ARC DE TRIOMPHE-
エッフェル塔 -la tour Eiffel-