後5分歩けば家に着く所で疲れ果てて、ボケッと座りたくて映画館に入りました。丁度タイミングが合ったのが”スポットライト”。フランスでいっぱい賞を貰った映画で、カトリック教会のスキャンダルを暴いたボストングローヴ紙の記者達の実話です。丁度今フランスでも、聖職者の未成年への性犯罪とそれを知りながら見て見ぬ振りをしているカトリック教会の体制に対するスキャンダルが取り沙汰されています。
聞くところによると、ボーイスカウトのキャンプなどは最も危険なシチュエーションのようです。多くの先生が坊さんという肩書きの、とある有名私立学校は保健室が危険とか、聖歌隊も呑気に歌ってばかりはいられないようです。偉い神父様に抵抗など出来る訳なく相当の子供達が被害にあっていると予想されるそうです。
大体にして、一生神に捧げる体を保つなんて人間として不自然過ぎます。悪魔に囁かれる隙が出来て当然です。無抵抗な子供を相手にするか、手っ取り早くホモに走るか。。。
2005年に亡くなったローマ法王のジャン ポール2世を昔からセクシーな目をしているなと思っていたのですが、やはりガールフレンドがいたのですね。
ジャン ポール2世は異例に早く、死後数年で聖人になりました。聖人となる資格は2つの奇跡を起こさなければなりません。脳腫瘍で余命数ヶ月と宣言された女性が、ジャン ポール2世の名前に必死のパッチで祈り続けていたら、跡形も無く腫瘍が消えたという奇跡が起きました。又コスタリカの女性の病気もジャンポール2世のお姿を見た後に治りました。この2つが”奇跡”と認められた訳です。ジャン ポール2世自身、銃撃されて2発が命中して、殆ど心臓も停止し死んだと思われたのに、ハレルーイヤ!見事蘇りました。
このような奇跡を起こした現人神のようなジャン ポール2世だって、女性を思う熱い心をお持ちだったのです。ジャン ポール2世が”神からの送り物”と崇めていたこの女性は、同じポーランド生まれの哲学者であり作家であり人妻のアンナ テレサさん。1973年、まだポーランドの大司教だった時代に知り合い、スキーに行ったり、キャンプに行ったり、2005年、法王が死去されるまでに350通ものラヴ レターを送っていたそうですが、アンナ テレサさんの方がもっと情熱的だったようです。大司教時代は他にも沢山のガールフレンドがいたそうです。
やはりあの目はラヴを知っていたんですね。
出会い系サイトのコマーシャルを横目で眺めながら、夏を一人で過ごしたくないな、と思い始める季節です。新しいボーイフレンドと遊びに来た、体も顔もとろけている友達を見て、人間、これが一番健全!と思いました。
下世話な厄介ごとや不安ごとがないシスターの友達の生活をずっと羨ましがっていたのですがね。。。。