2月14日のヴァレンタインデーの夕方、地下鉄に乗っていましたら、すっごい混みよう。本も読めないので人間を見てみたら、オサレしたカップルが殆どの中、皆でお揃いに頭に赤と黒の羽をくっ付けたガールズのグループが楽しくてしょうがないといった賑やかさを振りまいていました。はは~ん、これか。ヴァレンタインデーなんて糞食らえ!女の子達でパーティーした方がよっぽどよか。という女子が増えていると聞いたので、頷いた訳です。よくよく観察してみれば、年齢は20代後半から30代半ば、皆それなりにチャーミングな子達で、寂しいお一人様という感じではないのです。
ロマンチック1等賞のフランスでは、70%以上のフランス人がヴァレンタインデーに何かしらするそうです。王道はお花をプレゼントしたり、シャンパン飲んだり、最近では日本を真似てチョコレート屋さんが張り切っています。レストランもヴァレンタインスペシャルメニューを用意し、女性の為にバラをプレゼントしたりと大イヴェントとなっています。何しろ”ラヴ”に関してはスペシャリストのフランス人ですからに。
14日の朝、近所のお花やさんに並んでいる男性の行列の中に辛抱強く順番を待っている知り合いを見つけて微笑ましく思いました。もう結婚30年位なのに、嫁の為に朝からお花屋さんの行列に並んでいるなんて。
フランス人男性がヴァレンタインデーに一番したい事、それはもちろんアレです。一晩に3回はしたいので、ディナーにはごっついステーキが食べたいそうです。
2月13日はアメリカで流行った、”GALENTINE’S DAY” ショッピングやエステやカラオケなど女子会で弾ける日。
又は、不倫カップルの”愛人の日” でもあるそうです。何故いちいち”OOの日”を作らなきゃいけないのか分かりませんが。
ヴァレンタインデーなんてアホくさ、こっ恥ずかしいたらありゃしない、と思うのは、独り身の人で40%以上、カップルの人では4%だそうです。
べたべた熱いフランス人がいるかと思いきや、日本やアメリカでは ”一人婚” というのがあるそうですね。どうせ嫁には行かないけど、花嫁衣裳は着たいのよ、という方の為に。一人で花嫁になって、写真撮影して、豪華ディナーをして、そして、『もうあなたはご自分と結婚なさったのですからいいのですよ、あなたはもう選ばれたのですから』と心を落ち着かせてくれるそうです。やりたい事を何でも一人でガンガンやっていく女!凄いな、強いな。
これじゃ、今時のボーイ達は太刀打ちできないわ。
しかしながらラヴラヴなヴァレンタインデーがいつまでもスペシャルデーに盛り上がる世の中であって欲しいものです。
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