この夏はベルリンへ行こーっと、と言うと僕も行く!と私のヴァカンスに便乗する気の息子にギョッとしながらも、飛行機のチケットとアパートを予約。最初息子にアパートのAirbnbの予約を任せた所ことごとく断られました。んな訳ないでしょ、ちゃんとその時期空いてるって出てるじゃないの。という会話を何度か繰り返していて,はたと思いました。何しでかすか分からん若造には貸したくないということだわ。そこで中年のおばちゃんというタイトルの私がでっぱり、無事借りられました。
シックとか優美とかいう言葉が皆無のベルリンとは、ヒッピー、パンク、エレクトロ、ロックで成り立っているようなドイツの首都に似つかわしくないような街です。
パリも皆自由に好き勝手な恰好をしていると思っていたのですが、ベルリンに比べたらパリにはドレスコードがあるという事が分かりました。
影のような地~味~な女の子も、すっごいタトゥーを入れていたり。どこのパンク野郎かと思うような人が”はい切符拝見”なんて車内で回っていて、誰この人?と切符を出さなかったら、バッジを見せて検札する自己証明をしました。
耐えられないのは、ドイツではどこでもそうなのですが、信号の指示に従わなければならない事。車が通っていないのにアルぺルマンが赤ならばじっと待たなければいけないのが思いのほかすっごいストレスになります。道を渡る時見るのは信号ではなく車の有無に馴染んでいるフランスでの習慣が、ドイツで道を渡る時にイラッとさせます。もう足がムズムズして仕方ありません。
昼間は、何の時間的束縛が無いので、一番美味しいケバブとか一番美味しソーセージとか一番美味しいハンバーガーなどを求めてフラフラし、パリでは絶対にしない、評判のお店に並んだりと無駄な時間使いを楽しんでいました。キャフェによく置いてあるビーチにあるような気持ちいい椅子に座り込んで変な人達を眺めてだらりと過ごすのも贅沢な時間です。
唯一キリリとしたのは、事前に予約を入れたドイツ連邦議会見学。あのくるくる回るテラスと”ドイツ国会議員の記録”のボルタンスキーの作品が見たかったのです。




夜はアパートでお風呂に入って、ドイツワインを飲みながらベルリン関係の映画の見直しをしようとウハウハしていると、息子はしばらくバスルームに籠っていたかと思うと、では行ってきます、と出かけて行きます。ベルリンに初めて来た子が何処へ行く?どの道筋の友達だか不明の友達が沢山いる今の子供達の例に漏れず彼もベルリンにも友達がいたり、パリの友達がたまたまベルリンに来ていたりと忙しくベルリンナイトを過ごしていたようです。
たった1時間半ほどのフライトの距離でも外国は外国。考え方、発想の違いの発見が楽しいものです。しなければいけない事が無いという尊い時間を過ごせるヴァカンスももう終わり、ハイハイ帰って仕事します。
今年の夏休み
ヴァカンス今年の夏休み
この夏はベルリンへ行こーっと、と言うと僕も行く!と私のヴァカンスに便乗する気の息子にギョッとしながらも、飛行機のチケットとアパートを予約。最初息子にアパートのAirbnbの予約を任せた所ことごとく断られました。
19世紀からあるクリニャンクールの蚤の市は、世界でも最も重要な蚤の市の1つです。フランス国内でも5番目に人気の観光スポットになっています。7ヘクタールに及ぶ広大な蚤の市をぶらぶらしていればきっと一目惚れする物に出会います。
20世紀初めに開かれたヴァンヴの蚤の市は約400のスタンドが出店しているこじんまりした蚤の市。観光客と言うよりはパリジャンに親しまれている蚤の市です。
店を構えている古道具屋なので、パリ滞在中、蚤の市の曜日と合わなくても掘り出し物を探しに行けます。
19世紀半ばにオープンした世界最古のオークション会場ドゥルオ。一山いくらから有名絵画までオークションにかけられます。ハラハラ、ワクワクのオークション独特の雰囲気を体験できます。
ル・ボヌール・デ・ダム、サジュ、レ・ブロドゥーズ・パリジェンヌ等、パリのセンスたっぷりの手芸店で実際に手に取ってたっぷり吟味してください。

手芸ファンには見逃せない大規模手芸見本市。色々なアトリエも開催されるので新しい分野を挑戦してみる良い機会にもなります。2023年は3月9日~12日の開催予定です。
出展数、時期などを考慮してパリ市内の画廊をレンタルし、個展又はグループ展を開催。作家様不在でも作品をお送り頂きパリのスタッフが全て対応いたします。
毎年6月21日は街中どこででも、誰でも音楽を演奏していい日です。場所の選択、申し込み手続き、当日のアテンドを賜ります。
20世紀初頭、芸術家達の溜まり場だったモンパルナスに開校。ザッキン、ブールデル、ゴーギャン等錚々たるメンバーの教授陣がいて、ミロ、タマラ・ドゥ・レンピッカ、バルテゥス等が学んだ伝説の美術学校で、チケット制で参加できるヌードモデルのデッサンクラスがあります。申し込み手続きのお手伝い、初日の同行等賜ります。




アール・ヌーヴォーの父エクトール・ギマールの特異なセンスは、いくつかのパリの地下鉄の入り口でも見ることはできますが、彼の設計した建築物を目の当たりにすると度肝を抜くような作品に感動します。
コルビジェの作品の集大作であるパリ郊外のサヴォア邸、パリ市内にはフランスの名高いモダン建築の手本と言われているラ・ロッシュ邸で内部を隅々まで観察できます。
パリの日本人で一番有名な藤田嗣治画伯が、パリを離れて晩年を過ごした住居兼アトリエ。住居部分はフジタが創意工夫した茶目っ気のある楽しい内装、アトリエは彼の几帳面さと器用さがよく表れていて彼の人となりが垣間見ることがでる貴重な場所です。
キリストが十字架に架けられたときに被せられた茨の冠を保管する為に、13世紀に建てられたサント・シャペル。壁全面がステンドグラスになっていて、まるで宝石箱の中に居るような幻想的な王室礼拝堂。建設された当時から世界中で話題になったほどの迫力は今でも衰えていません。
フランス革命で投獄されていたコンシエルジュリー、処刑されたコンコルド広場、処刑後直ぐに埋葬されたチャペル、靴などの遺品が展示されているカルナヴァレ美術館など、マリー・アントワネットを偲ぶコースをたどります。
パリでローズガーデンと言えばブーローニュの森の中にあるバガテル公園が有名です。1200種、1万本のバラが植えられています。毎年コンクールも開催され、バラファンには欠かせない場所となっています。又、園内にはマリー・アントワネットとアルトワ伯爵が賭けをして64日間で建てたという曰くのあるバガテル城もあります。
●モントルグイユ
●カルチエラタン
●パッシー
●サン・ジェルマン・デ・プレ
●マレ地区
●マルシェ
モン・サン・ミッシェル -ABBAYE DU MONT-SAINT-MICHEL-
ヴェルサイユ宮殿 -Le château de Versailles-
モンマルトル -Montmartre-
オルセー美術館 -Musée d’Orsay-
ルーヴル美術館 -Musée du Louvre-
ノートルダム大聖堂 -Cathédrale Notre-Dame de Paris-
オペラ座 -Le Palais Garnier-
凱旋門 -ARC DE TRIOMPHE-
エッフェル塔 -la tour Eiffel-