日本の皆様にお見舞い申し上げます

金曜日の朝8時のニュースで、日本で大地震!と津波の画像まで流れていたのに、朝の毛糸玉が詰ったような頭に浸み込まなくって、あらー、何処が?と5分ぐらい呆けていたんですが、はたと正気になり慌てて日本に電話をしてみました。
日本の家族は皆無事でしたが、日本同士の電話連絡が出来ないため、私が仲介に入り、東京ーパリー東京とややっこしい経路で皆の安否を確認し合いました。
どんなに怖い思いをしたことでしょう。それに未だゆらゆらしているとの事、どうぞどうぞ皆さん気をつけて下さい。
こちらのテレヴィでもニュース番組はずっと日本の地震特集をしています。
そしてこんな大惨事の中での日本人の冷静沈着さ、秩序正しさを大変評価しています。
日ごろから、避難訓練をしていること、建物の耐震対策をよく研究している事、国民が皆地震に対する心構えが出来ている事なども驚嘆しています。
日本は年間5千回ぐらい地震があるそうです。しかし誰もこんなビッグワンを予想は出来なかったことでしょう。
この津波がハワイやカリフォルニアにまで影響を及ぼすと見て、非難警報を出したようですが、幸運なことに波が普段より大きくなっただけですんだカリフォルニアでは、野次馬バカが、チッ、なんもおこらん。とたわけをのたまっていました。
ハワイでは《ツナミ》と聞いただけで、ガソリン満タン&食料満タンにする行動に走る人が結構いたようです。
《ツナミ》はもう世界言葉になっています。
日本には約9千人のフランス人が住んでいるそうです。
地震を知らない国の人は本気でパニックになります。
昔、日本人にとって慣れ親しんだ大きさの地震だったのに、ブルーの目をピンクの目にして怖がっていたフランス人がいました。
在日フランス人の無事を心から祈ります。そしてもうこりごりと日本を嫌いになることが無いよう。
フランス人の友達も心配して電話をくれます。中には半べそ掻きながら、私の家族を心配して電話くれた友もいます。
私もあの、家も車も洗濯機に放り込まれたような様子や、東京都内でも火があちらこちらから上がっている画像を見て涙が出てきました。
実際その場に居る皆さんはどんなに心が痛いことかお察しいたします。
もう土曜日の朝から電車が動き始めたそうで、日本人は本当に素晴らしい!何でも出来ます。偉いです!強いです!