フークゥシマ50

当初はテレヴィでFUKUSHIMAと発音する時、いちいち原稿を確認しながら言っていましたが、今ではとうとう世界語になってしまったんではないでしょうか。
フランス人の発音ではフークゥシマって聞こえます。
そのフークゥシマの50人!日本の救世主達の記事を読んで、もう心がヒリヒリです。
6時前に起床。30枚のビスケットと180mmのフルーツジュースの朝食。休みなく昼食もなく17時まで大危険の中勤務。
3月22日までは1日1.5Lのミネラルウォータ1本のみ支給。
23日から2本になって大変贅沢な気持ちになったよう。
日没で勤務があけ、やっと朝から何も食べていない、スカスカのお腹にご飯と缶詰や干物を詰め込む。
20時,その日の成果の報告会、《カンバロー!!》と全員で気勢を上げて、明日に備えて、ボコボコいってる原子炉の直ぐ近くの会議室や廊下の床に毛布一枚で寝る。
もちろん危険なので一週間で勤務交代。
待機の間、外部との接触は一切禁止。家族への電話もダメ。とは言え、電話回線も携帯の電波も繋がってないので、電話してもいいと言われてもできませんが。
先週、3号機の外でポンプを繋ぐ努力をしていた3人が、被爆した事故がありました。
3人とも完全放射線防御服を着ていたはずにもかかわらず、信じがたい、有り得ない不幸な事が起こり、下着まで被爆した水に浸かってしまったそうです。
直ぐに頭からつま先まで洗い、特別治療を施し、お2人は元気にしてると言うことです。ほんで?3人目の方は?
日本のなんかで私が読んだ時は、水に浸かったのは足だけで、お2人は長靴履いていたから大丈夫。
(3人目の方は?とその時も思ったんですが)という記事でした。真実は何処?
で、あーやっぱり洗えばいいのか、じゃああの気の毒なキリン軍団も洗ってなんとか家に帰してあげないとその辺に捨てられちゃう。と行方を案じてしまいました。
それにしても、日本を救う方達の労働条件あんまりです。
寝る、食べるだけは快適に出来ないのでしょうか。
そうは言ってもね、なんてたわごとは聞きたくないわ!