どうもご縁が無い所

-La Gaîté Lyrique-

日本の震災への色々なチャリティーや募金のお知らせメールがザクザクきます。
その中で、これは是非参加せねば、いや、したい!と思ったのが、日本人アーティストによるコンサートと映像で、場所がLa Gaîté Lyrique(ラ ゲーテ リリック) という気になって気になって仕方のなかったところ。
何ゆえそんなに?と申しますと。なにせ20年も閉まりっぱなしになっていた元劇場なんです。
もう前を通るたんびに中が見たくてうずいていたんです。
1862年に建てられたオペレッタが目玉のイタリアン劇場です。
あのフレンチカンカンのオッヘンバッハもここで指揮をしていました。
その後嗜好を変えたりしたけど、上手くいかなかったのか1980年代に閉鎖。
そして今日までおっぽりっぱなし、本当に勿体無い。と歯ぎしりしていた私と同感の方がこの建物を蘇らせて下さいました。
パリ市の方ありがとうございました。
新しいラ ゲーテ リリックはデジタル文化を広める役割をします。
コンサート、スペクタクル、講演、映画、エクスポジションなど最新文化を披露してくれるそうです。
3月の始め、オープニングの招待券まで貰っていて、カレンダーにも大きく花丸付けておいたのに、それなのに、忘れてしまったんです。
それも2日とも。大ロバです、大タコです。
3日ぐらい悔しくてジンジンしていたんですが、冷静になって考えてみれば、面白そうな何か催し物をやってる時に行けばいいだけなんだわ、とはたと膝を打ち、やっと穏やかに成ったところだったんです。
そこへ、このラ ゲーテ リリックからチャリティーのお誘い。
OK! OK!17日ね。と再び大きな花丸をカレンダーにくっきり書き込みました。
そして気がつけばもう今日、22日!
けっ、あたしの時間は何処? 
しかもこの失敗はもっといけません。せっかくの日本へのチャリティーに参加しそびれてしまうなんて。
なんでも世界的に見て、フランスからの募金が一番少ないらしいんです。
結構フランスの救助隊は身軽で、何処にでもいの一番に駆けつけるのに、日本へ行ったのは一番最後だったような。
こういうので、その国とこの国との関係の深さ,浅さが分かるってことなんでしょうか。
フランスと日本はお友達でなく、ただの知り合いって事なのかしら?
まぁ気が合いそうにも思えないけど。
あーそれにしても、あたしゃもうあかん!脳みそがコチンカチンになってしまったんか!
LA Gaîté Lyrique
3 Bis Rue Papin 75003 Paris