パリを見下ろす。

普通の人間って、一先ず高い所から全体を見て把握しようという本能があるようです。
なので、知らない街に着くと高い所に登ってみたくなります。東京のスカイツリーだって、並んで並んで大変な人気だそうじゃないですか。
それでは、パリの高い所比べをしてみましょう。
人気ナンバーワン、チャンピオンはエッフェル塔。324メートル、(東京タワーよりチビです)1889年にできました。
パリと言えばエッフェル塔。絶対外せません。
 
 
 
 
 
問題は予約必須、それも中々思う日時、時間に予約が取れない。季節によっては、エレヴェータの乗り降りの待ち時間だけで1時間かかることがある。肝心のパリ名物のエッフェル塔が見えない。
 
お次は、やっぱり凱旋門。50メートル、1836年作。
何しろ立地条件が格好いいです。
問題は階段のみ。284段の螺旋階段をぐるぐる目を回しながら登らなければなりません。下りる時もしかり。地上に着いた時全員、頭がくらくらしています。
 
 
 
 
ノートルダム寺院塔。69メートル、13世紀にできました。
ここはシテ島という、パリのど真ん中にあるので、正しく絵の様なパリの街並みが美しく見えます。
しかし一番感動するのは、ノートルダム寺院の建築を間近に見られること。心からワオーと声が出ます。
 
 
問題はここも階段のみ。420段のこれまた螺旋階段を永遠とも思えるほどぐるぐる登り続けます。下りる時も同様。やはり地上に着くと皆頭をぶるっと振ります。
 
モンパルナスタワー、210メートル。1973年にオープン。
オフィスやブティックなどが入っている雑居ビルの屋上です。
ここは知る人ぞ知るの展望台、ニューヨークのエムパイアーステートビルもどきです。それほど混雑しないので、エレヴェーターですんなり上がれて快適、時間の節約もできます。広々としたテラスも気持ち良いです。エッフェル塔もバッチリ見えます。
 
以上は有料です。
そんな景色見るためなんかにお金払いたくない、と言う方、モンマルトルの丘やベルビルの公園の天辺に行けばパリを見渡す事ができます。
デパートの屋上も得した気分になる景色が見られます。
ともかく何処から見てもパリは完璧に美しいです。
問題はお天気、ガスがかかっていたり、曇っていたり。特に冬は雲の上に居るような景色が多いです。心臓バクバクさせて登ったのに、なんやねん!ってことになっても
どうか怒らないで下さい。
それにしてもおかしいのが、発表している階段の数がさまざまな事。誰も数えられないからどれが正しいかは分かりませんので大体の数です。