気持ちのいい週末に起こること

この週末は本当に気持ちのいいお天気でした。
夜になってもジャケット要らないぐらい。今年初めて身軽に外に出られたという陽気でした。
0時半頃うちの近所を歩いていたんですが、真昼間より人がざわざわ歩いてるわ、キャフェのテラスは何処も人間佃煮状態でした。
テラスが無いレストランなどは、かなり早めにお客さんが引いたようです。
外のテラスでキャフェや食後酒を楽しむためです。
このテラスが曲者で、公共の室内は禁煙なので、喫煙者は雪だろうが雨だろうが外のテラスに座ります。
ビニールで囲んで、強力ストーブを焚いてくれるのでそう寒くは無いようですが、タバコ吸うなら多少の寒さは我慢せい。ということです。
ところがこう気候が良くなって、誰もが外のテラスに座りたいのに、横でブカーーーとタバコを吸われる訳です。
気持ちのいいテラスが台無しになるんです。
ガンとして、嫌煙かのポリシーを守って、薄暗くて、なんかとなんかの臭いが混ざってる室内に座るか、寛容にテラスに座るかは考えどころです。
とにかく、この週末は皆浮れてご機嫌な様子、中々家に帰ろうとしなかったようです。
日曜日の朝、知り合いの盗難届けに同行して警察に行きました。
わぉーお巡りさんが一杯!なんてキョロキョロ、ワクワクしながら入っていきました。
日曜日なので裏口から入らされたせいか、うらぶれた小汚い感じがまたいい。
たむろってるお巡りさん達は皆愛想よく、奥の待合室で待っててねぇ。と指差された待合室に行くと、既に4組が座って待ってる。
そして、次々お客さんが来ます。皆訳ありげな顔。
日曜日の朝っぱらから警察に来るなんてどげな用があるんだろうと、自分達の事は棚の上に放り投げて、私の想像力はフル回転。
待つ、待つ、待つ、想像力も尽きたころ、ハイお次!とやっと番が回ってきました。待つこと2時間半。
あくまでも愛想のいいお巡りさんは、ごめんね、あーた達の前の3件が込み入った傷害事件の被害届だったのよ。
日曜の朝は調書取る係りが2人しか居なくてさ、12時にもう2人来るんだけどね。(もう12時過ぎてたけど)この週末はそこら中で喧嘩があったわよ。と色々しゃべってくれました。
ええ確かに、若い女の子のおでこの真ん中が青黒くなってたのは、ちゃんとチェックしましたとも。
やっぱり想像通りだったわ。と心の中で頷いていました。
そして本当にテレヴィのお巡りさんみたく、機関銃の勢いでバチバチバチと音を轟かせてコンピューターを叩きまくっていました。
テレヴィみたいと、思わず褒めてしまったら、ウインクしてきました。
このシーンもなんかのテレヴィで見た気がする。