働くフランス人と働かないフランス人

今日は、サングラスが必要なほど元気な太陽が現れました。
もう小春日和のようです。
手袋やマフラーなんかしてたら暑い!
コートを脱いでいる人までいました。
この様に、キャフェのテラスで皆たむろっています。
フランスは公の室内は禁煙なので、どこのキャフェも冬でも外に椅子、テーブルを出すのですが、すっごく暖かい街灯のようなストーブを点けています。
しかし、今日のここはストーブ無し。
それでもノープロブレムです。
寒くない! 変!
公園もふらーとした人で混んでます。
よく日本から来た人達が、平日の昼日中の公園もけっこう人出があるのにびっくりします。
あの人達仕事は?
私も今日のんびりそんな人達に混じって外で新聞を読んでいたら、答えが書いてありました。
『なんかすっごく長くオフィスで仕事してるんじゃないか』と思っているあなた、心配しないでください。我々フランス人サラリーマンはヨーロッパ中で最下位の仕事時間です。という見出です。
フランス人サラリーマンの勤務時間は週35時間制度で、年間1679時間。
ドイツはプラス224時間、エゲレスはプラス177時間、イタリアさえプラス134時間とフランス人より働いています。フランス人より働かないのはフィンランド人、9時間少ないです。
ところが、これはサラリーマンの話。農業や商店や医者など自由業のフランス人はヨーロッパの中でも勤勉者の仲間入りをするそうです。
サラリーマンの50%増しの勤務時間です。
まあそれでも日本のサラリーマンの様に体を壊したり、死んだりするほどの徹底的さではありませんが。
要はフランスの会社の労働組合がどんだけ強いかという事でしょうか。
1900年以来年間平均気温が1.5度も高くなっているそうです。
仕事なんかやってられっかって環境が整っています。