パリのアパート住まい

パタパタ小さい足で元気一杯走り回っている音。辛抱強く長々泣き続けている泣き声。子供ってホント嫌い!と思うのですが、よく考えれば親が問題なんですよね。お家の中で走ってはいけませんと注意もせず、夜中に泣いている子供を放っておくのは親なんですから。
上の階の住人はアパートの持ち主の姪っ子夫婦が小さい子供2人か3人かで住んでいます。騒がしいし見かけてもちっこ過ぎて2人なのか3人なのかわからない子供達です。ママはいつもジョギングしたり、ヨガマット抱えて歩いていたりするスポーツマダム、すらりとしたオサレさんです。パパはだんだん腰の辺りから膨張し始めて、若々しさが失われつつある段階の人です。2人共感じがいいカップルなので、わざわざ文句を言いに行くのは気が引けるので、会ったときに話のついでに言ったろか、と思っているのですが、これが全然すれ違わないんです。なので、ったく~ぅとイラッとしながらの生活が続いています。
都会に住んでいると騒音問題はつきものです。その中でもやはりトップはアパート住まいのお隣さんの騒音。隣の家の目覚まし時計で目が覚めるなんて友達が言っていました。
うちのアパートの1階はレストランなのですが、その上に住んでいる人は被害妄想かと思うほどの文句たれです。区役所の騒音係りに届けたり,警察呼んだり、裁判したりと大事です。聞いてるこっちは、なら引っ越したら、となります。
次が交通の騒音。うちは大きな道に面しているのですが、中庭側なのでとても静かですが、道側に面している家は窓を開けていたらテレヴィも聞こえないぐらいうるさいです。
空港の近くに住んでいる友人の家は、2重窓など騒音対策を無料でしてもらっていると言ってました。
法的には22時から7時までは、煩くしてはいけないことになっています。なのでお風呂に入ったり、トイレを流したりするのも気を付けます。
夜遅くだろうが音楽をかけてお風呂に入るうちのタコ息子には毎回注意をしなくてはいけません。「あ~た、静かなお風呂に入るのが怖いの?」
しかし、週末は大目に見られて、夜中の12時頃迄は音楽ガンガンかけてのパーティーでも文句は出ません。まぁお互い様という訳です。
近代的なしっかりした造りの豪勢アパートはそんな問題もないようですが、古いアパートや安普請アパートでは近所の騒音問題で悩んでいる人は30%ぐらいいるようです。
あっ又パタパタ走っている、クソ転べ、と念じたら本当に転んで大泣きが始まりました。親は何してる?