誇らしげな谷間

思うに、フランス女はイタリア女ほどではないにしても、おっぱいとは首や肩の延長なので先っぽだけ見せないようにして後は見せていいもの、見せるべきものと思っているのではないでしょうか。
老いも若きもポーンとしたおっぱいの、お札やカードを挟んで置けそうな谷間を見せています。
それができないような不甲斐ないおっぱいの持ち主は悔しいのでウソ物おっぱいを作ってもらいます。
世界で2千万人の女性のおっぱいがウソ物です。
その中で、今問題になっているのがPIPというフランス人が作ったシリコンおっぱい。
癌誘発性が高い、中で破裂するなどのいい加減なしろモンです。
それもそのはず、マットレス用のシリコンを使用していたそうです。
このPIPシリコンは豊胸手術全体の1.5%のシェアーを占めています。
フランスでは整形手術のトップは豊胸手術、年間5万件実施されます。次が唇をぷっくりさせる手術です。これでボトックスをすれば皆同じ姿になります。
整形手術が一番盛んなのはアメリカ、次がアジア、そしてヨーロッパ。
わたしら女から見ればいじくった所が直ぐ分かるんですが、男性にはちっとも分からないようですね。
アホ!
PIPの被害者が束になって訴えているのですが、へーこんな年の人も、とかへーこんな地味な感じの人も、とかへーこんな子供みたいな子も!と被害者達の様子を見て驚きます。
この人達は大枚はたいてもポーンとしたおっぱいが欲しいと思って手術を受けたんですよ。
すごいわ、女、女の気持ちが。
それでもこのように前面に出てきている被害者はほんの一部です。
他にも色々なタイプの見かけによらない女性がいる事でしょう。
私の友達の中にもいます。
寒かろうがなんだろうが谷間をいつでも出しっぱなしです。
シリコンだと寒さも感じないのかしら?
せっかくだから触らせてもらうんですが、けっこう硬いんですよ。
生のおっぱいとは全然違います。
そりゃそうですよねブラジャーしなくても形が崩れないんだから。
彼女達に硬いねって言うと、皆ムッとして、ブラジャーのせいだとかなんとか必死です。
このPIPのスキャンダルで豊胸手術やその他の整形手術の伸びが止まるのではという危惧は無用だそうです。
毎年2桁台の伸びで商売繁盛ウハウハの世界です。
この不景気によろしいこと。
しかし皆何を求めているんでしょうか?