そそる街、そそられる人

大きな見出しで『我らフランス人だけじゃない!』と書いてあります。
何が?と読んでみると、フランス人の2人に1人は1日に何回も淫らなことを考えるけど、メキシコでは75%ものスケベ男が1日何回もいかがわしい事を考えてる!という調査結果がでたそうです。
これではかえって、はーやっぱりフランス人は心底スケベ、その事ばかり考えているんだね、という立証になったと思うのですが。
スエーデンでは45%の女性が、男性といるとあの事ばかりが全面的でイヤ。と思っているそうです。へェー、あのスエーデンの女性がねー。
4人に1人のフランス女は浮気する気満々、いつでも来い!と準備万端。
デンマークでは12%ぽっちの女性が、浮気してもいいけれど。。。。と見かけによらずのカトリック的心境。
その代わり54%のフランス人は浮気を許すという寛容な態度です。そりゃそうですよね、明日はあたしの番。なんですから。
これは『パリ』がやたら艶っぽい街だからかもしれないと思われています。
30歳から55歳の人を対象にしたアンケートの結果、パリに出張に来た52%の人が浮気するそうです。
その言い訳は、パリはロマンチックだから。パリは自由な気風だから。パリで1人でいるのはつまらないから。
フランス人の半分の人間が1日中いかがわしい気持ちでいるんだから、その気になればいくらでも相手は見つかるって事でしょうね。
確かによく見かけます。正しくその状況のカップルを。スーツ着て小さなスーツケースとコンピューターバックを持って、顔をとろけさせて女の人に吸い付いている人。
スケベなフランス人が創ったからパリがこんなことになっちゃったんだか。こんなパリにいるからフランス人がこんなことになっちゃったんだか。
2番目にそそる街はミラノだそうです。これは納得いかないな。
その次はバルセロナ。これは良し!分かる!
パリの夜の行動は基本カップルです。
女同士か男同士が2人でレストランにいたりしたら、ホモである事の方が自然です。そうでなかったら4,5人のグループ。
男と女のカップルという単位が正しいパリの夜です。
そうなると出張中、開放的な気分と旅の恥かき捨て気分で、ついついデレーンとなっちゃうのでしょうね。


こんなパリには映画人も参っちゃうようで年間900本以上の映画撮影がされています。