やっぱりこの人がフランス大統領

まあ予定通りの結果として社会党のフランソワ オロンドが大統領になりました。80%の投票率というのも平均的。皆行列作って投票に出かけました。
日本ではどんなからくりだったか忘れてしまいましたが、フランスでは先ず選挙投票します!と、最寄の市役所へ登録します。
するとそのうちこんな投票カードが送られてきます。
 
 
 
 
 

そして、2週間前の第一回投票日の数日前にこんな『急ぎ!選挙!』と書いてあるグレーのビニール袋が送られてきました。
 
 
 
中身は候補者全員の顔写真、裏に抱負がズラズラ書いてあります。それとそれぞれの名前が書いてある紙。今回は10人の大統領立候補者がいます。
 
 
 
 
今日最終選挙日の数日前にまたもやグレーのビニール袋が届いて、今度の中身は最終候補の2人の写真と名前の紙。
 
 
 
 
投票所は近所の学校などです。身分証明書と投票カードを持って投票へ行きます。
忘れたり、無くしたりでどっちかしか持ってなくても問題ないようですが。
投票時間は朝の8時から、大きな街は20時まで、その他は18時まで投票できます。この時差がおかしいという話も出ています。18時にクローズした所はガンガン投票結果を発表しますので、まだ投票してないのんびりやの都会人に影響を及ぼすとか。
今ではテレヴィなどより、ツイッター情報の方が遥かに早いです。
テレヴィを見ていると、選挙本部で敗北の挨拶をしたサルコジの車が大騒ぎしながらうちの横の道を通って行きました。
夕方からびょんびょんと上空を飛んでいるヘリコプターの音が頭に響いています。
オロンドのお祝いパーティーはバスチーユ広場で開かれます。社会党応援のミュージシャンがコンサートをしたり老いも若きも派手に喜びを分かち合います。
負けたサルコジ派の若者で心から泣いて悔しがってるような若い子もいますが、お祝いの広場に集まってる大勢の若者を見て政治に関心が高い若者が多いんだなーって思うのは早や合点で、お祭り騒ぎに便乗しているだけの子が大半だと思います。
今日は朝からパリは騒がしいです。祭りはこれから始まります。
なにしろ張本人のオロンドは自身市長を勤めていた田舎で結果を待ったので、先ず地元で喜びのスピーチをして、皆と握手したり、サインしたり長居して、まだパリへ向かう飛行機に乗っていません。周りの人、バスチーユ広場で待っている人達はイライラ、ヤキモキ。テレヴィでもまだ飛行機にも乗ってない!と困惑気味。もう直ぐ23時です。