パリ20区訪問

年末年始の暴飲暴食の結果を解消しようとパリ20区へ散歩へ行くことにしました。何故そこへ行くの?でしょう。
なぜならこんなすっんごい坂道だらけなので、山登りに行くつもりで出かけました。
見てくださいこのバスの斜め具合を。私は真っ直ぐ立ってるんですよ。
 
 
 
 
殆ど馴染みのない知らない地区なのであー楽しい。
せっかくだから、ル ペール(父)ラシェーズでジム モリソンやオスカー ワイルドのお墓参りにも行きます。この墓地自体坂道くねくねです。
近くにはラ メール(母)ラシェーズという上手いメーミングのレストランもあって下町の陽気な冗談にクスッとさせられます。Panoyaux通りにはアーティスト村があって、9月の終わりに一般公開するので、アーティスト達と接して彼らのアトリエを訪問できるチャンスです。
メニールモントン通りを歩きます。
おやこんな小道が、とずいずい入って行くと一軒家が連なっていて田舎のよう。
アーティストが多いのも20区の顔。
人の良さそうなキャフェやブティックも歩くのを楽しませてくれます。
次の目的地はPavillon Carré de Baudouin (121 rue de Ménilmontant)
18世紀当時はパリの郊外だったこの地に偉い人が別荘として立てた建物です。その後、孤児院になったり働く青年の家になったり様変わりを繰り返し、2003年からパリ市が買い取って、文化施設としていろいろなエクスポジションやカンフェランスなどをしています。
私が見たのは写真展で、広島やチェルノブイリの原爆や暴力事件など人間に起こった恐ろしいドラマをテーマにした作品だったので、墓地を霧雨の中散々歩いた後に見たから余計にか、何かに取り付かれたかしらと思うほど暗く、重ーい気持ちになりました。
 
 
帰りに教会に寄って厄払いしてから帰りました。
イヤー歩いた歩いた、咽も渇いたしお腹もすいた!