スペイン事情

木曜日の朝っぱらから、3月11日の大災難後世界で最初に日本を訪問した大統領として、サアサア助けに来ましたよ、と声高らかに登場したサルコジーフランス大統領。
管さんも洋服着替えて、笑い顔を見せたりしてましたね。
東京在住のフランス人は6千人、今残っているのは、2千5百人。
さっさと帰った人達は、今までやってた事をほっぽり投げて行っちゃったので、残ってる人達に尻拭いが回ってきてるそうです。
私の知り合いも、フランス語のレッスンやらベビーシッターやら大忙し、てんてこ舞いしています。
お手伝いのフランス人専門家も、こりゃ生半可でないぞ、と週末までに20人の専門家を揃え、支援拡大します。
40KM範囲の安全性に関して、フランスチームは避難せよ、危険!
それに対して、日本チームは、検査の仕方が変、信用ならん、大げさ!と譲りません。
日本国民も東電や政府に大して、ほんまかいな?嘘八百!と信用していませんが。フランス国民も、フランス政府の今回の原発事故に対しての対応を69%もの人が不信に思っています
原子力安全委員会に対しては、50%の人が信頼している、と政府より人気です。
むやみに原発反対というのには疑問なんですが、使いこなせない人間が持つ物では絶対ない。と確信していましたら、身の程をわきまえて、よく分かっていらっしゃる国がありました。
スペインでは、21%がブンブンいう風力発電で、原発より多いそうです。
初めてこの3月の1ヶ月間は風力発電がトップの電気供給元になったそうです。
しかもヨーロッパで第4番目の電気輸出国なんですって。優等生です。
このプロペラ、耳がびんびんして頭が痛くなるほどうるさいそうです。
木曜日、台湾でも空気中に微量の放射線を観測されたそうです。
海にも流れてるし、世界中に迷惑かけてます。