アブダビのルーヴル美術館がやっと、やっと11月8日にオープンしました。待つこと10年、5年の遅れです。インシャッアラ(神の思召すまま)の世界の事の運び具合です。建設されたのは”サディヤット島”、”幸福島”とでも言うのでしょうか。これは中々のネーミングです。ルーヴル美術館を皮切りに、グッケンハイム、大英博物館と提携するザイード国立博物館などを次々造る計画で、世界の美術館が集まる、それこそ幸福な島になるわけです。
 

建築家はフランス人のスター建築家、私の嫌いなジャン ヌーヴェル。直径180メートルのドームに7850個のメタルの星を散りばめ、”光の雨”を演出しています。あっそ。

立派な器ができても、中に入れる物を持っていないアブダビは620点展示物の内、300点はフランスの美術館、ルーヴル、オルセー、ポンピドゥー、ロダン、ギメなどから借りまくって何とか整えたそうです。

ルーヴル美術館がモナリザのアブダビ版として、同じダヴィンチの傑作ですから看板作品になるでしょうと貸し出したのが”ミラノの貴婦人の肖像画”。でもこれダヴィンチ作じゃ無いかもしれない説が出ていなかった?

そんなこんなで、ルーヴルの名前を使う30年間のロワイヤリティ―、美術館運営のコンサルティング、作品のレンタルなどで1,000億円以上アブダビはフランスに支払ったそうです。プラス、建設費ですからに。石油の潤いがまだあるうちに、観光地として生き抜く為の準備をしているのでしょう。

標的は中国人とインド人だそうです。

一体入場料はいくらなのかしらと、オンラインのチケット購入を押してみても、なんもなりませんでした。相当混乱しているのか?

何時か見に行きたいと願っています。インシャッアラ~。