2015年は新記録を更新し、フランスに来る観光客が8千5百万人になるそうです。パリ市内でも観光地でない場所はお店も閉まっていて閑散としている8月ですが、エッフェル塔の辺りやノートルダム寺院、モンマルトルなどは観光客佃煮状態です。それも中華佃煮!凄まじく目立つ中国人ツーリストのフランスでの平均出費は5400€、約75万円ぐらいですかね。その半分がショッピングだそうです。ちょっと前までは、ブーローニュの森のキャンプ場に泊まって、目いっぱい節約してショッピングに励んでいた中国人も小奇麗なホテルに泊まって、しゅてきなレストランに行くようになったんですね。

我がフランスは世界一の観光地の記録を更新しました!と誇らしげに胸を膨らませていた大臣は、しかしながら、と眉間の皺を深め、我がフランスより観光客数が30%も少ないスペインの観光収益はフランスより10%も多いとは由々しき事であります。とムッとした気持ちを隠しませんでした。

観光客数は世界で1番でも観光収益は3番目という、変なポジションのフランス。

基本観光客はパリ周辺に集中して来ます。地方を訪れる観光客は少なく、せいぜい南フランスに数日滞在する位です。

パリでちびっこいエクスプレッソコーヒーをキャフェで飲めば500円ぐらいふんだくられます。ホテルもしょうむない所でも3万円なんてぬかします。何もかもが高いんですパリは。したがって滞在も短くなります。

それに何と言っても相変らずパリジャンの態度はいただけません。

それに、地下鉄の中でも日本語で注意の放送をしているぐらい、スリが多いのは現実です。

今の観光客は最高のサーヴィスを受けて当たり前と思っているのだから、我がフランスの一番弱いそこん所を何とか改善しなければなりませぬ!と大臣は力説していました。

何年も前ら観光局はサーヴィス業に同じ事を繰り返し注意しています。『もっと愛想良くしなさい!』と。言われて直すフランス人はいないでしょうがな。