お初物が大好きな日本人の琴線にビンビン触れているボジョレーヌーボー。
11月の第3木曜日になる午前0時に解禁されます。世界に先駆けて、いち早く解禁になるのは、もちろん日出づる国ニッポンです。こっちはいくらフランス人とはいえ、まだ皆働いている16時に日本では乾杯できるんですね。ボジョレーのある生産者は、スカイプで日本のお客さんと日本時間に乾杯したそうです。時空をこえて解禁できるのも生産者ならではの技です。

ボジョレーヌーボーの全生産量の半分はアジアへ、その殆どが日本への出荷だそうです。その時期の日本行きの飛行機の貨物は全部ボジョレーヌーボーに押さえられています。知り合いのトランスポートの仕事をしている人は、大切なワインと一緒に自分もカーゴに乗り込んで日本へ送り届けると言っていました。

ボジョレーには、2000件ほどのワインの生産者がいます。どこも小規模で、畑によってワインの個性もまちまちです。しかしボジョレーヌーボーで共通して言えるのは、バナナの香がすること。これが私はイヤなのです。セメダイン飲んでいるみたいでノーサンキュー。

ワインのスペシャリスト曰く、ボジョレーヌーボーは若いので、やんちゃできかんぼで不良っぽいんだそうです。相棒にはブリやカマンベールのようなチーズが良いそうです。

パリでは、しらけた感じですが、地元ボジョレーでは、飲めや、歌えや、踊れやと5日間狂乱のお祭りが繰り広げれます。