la maison d'amerique latine 017オサレなパリ7区サン ジェルマン通りにある、1704年にできた館がラテンアメリカ会館となっています。ここの一押しは、外からは分からない素敵なお庭でお食事が出来るんです。夏は夜もやっていますが、この季節からレストラン自体ランチしかやらないという我がままぶりです。もちろんランチでも優雅なひと時を過ごせます。

 

で、先日はご飯を食べに行ったのではなく、パナマ大使主催のコンサートがあったんですわ。パナマ国立音楽学校でも教えているそりゃ有名なギタリストのなんとかさんのコンサート。
これがなんとも気がかりなコンサートでした。
パナマ大使とのっそり登場してきたギタリスト。大使がこの方はフランス語がいっさいしゃべれません、がご心配なく、この私が通訳いたしましょう。とスペイン語で言ってるんかと思ったらフランス語で言ってました。それも間違えだらけのフランス語で。大使が彼に念を押す為にいちいちスペイン語で確かめるのですが、、ギタリスト、頷くだけで一言もしゃべりません。シーぐらい言やあいいのに。

やっと耳障りな挨拶が終わり、コンサートが始まりました。まるでトンカチで釘を打つ時の顔をしてギターを弾いているんです。真剣すぎて辛そうです。

目は、水中眼鏡しないで、プールで1KM泳いだ後みたく真っ赤です。

ギタリストらしく右の爪は全部長く、面白いのは右の親指の爪は丸ん丸く盛り上がってるんです。他の9本の爪は平たく普通なのに。チェリストの左指がキノコみたく先っぽが丸く膨らんでいたり、ヴァイオリニストの顎下のキスマークみたいなマーク同様、このギタリストの爪も職業的特長か?

演奏する曲は、ラテンアメリカのそれぞれの国の曲なのですが、リズムとアクセントの位置がちっとも馴染めなくて、聞き心地の悪い事悪い事。きっとこれは彼のアドリブなんだと思います。ピアソラすら座りの悪い感じでしたから。

なんだかな~と不安な気持ちで聞いていたら、行き成り曲がぶつりと切れて、イテテテとギターを持ち上げました。小さな台に乗せている左の足が攣ったようです。大丈夫、反対の足にギター乗せて弾くからと、右側の足を高くして弾き始めました。ほー器用なもんだなと聞いていたら、またもやぶつりと音が切れ、やっぱりこんなんじゃ弾けないや。と止めてしまいました。弾けなきゃしょうがない、なんか話そうとスペイン語でペラペラしゃべり始めました。私が分かったのは、『私のお母さんはフランス人で、お爺さんはインド人です。』だけ。そのうち足が落ち着いてきたのか、再び相変らず個性的なリズムの曲を弾き始めました。最後のアンコールの曲は正当にクラッシクに弾いたので、大変素晴らしかったです。
やっぱり、立派な偉いギタリストにちがいないんだろうなと思いました。

la maison d'amerique latine 018コンサートの後は、大使主催のカクテル。なんだか疲れたコンサートでした。

 

 

 

 

このように、コンサート、セミナー、エクスポジションと地味に人知れず催している素敵なラテンアメリカ会館です。

MAISON DE L’AMERIQUE LATINE
217 Bd St-Germain 75007 Paris