久しぶりのいつ起きてもいい日曜日、前夜目が閉じるまで本を読んでいて、起きたらすっかり日が高くなっていていいお天気。
天気予報では雨だったのに。
『晴れたー晴ーれた』と言いながらテレヴィを点けると、『ハレルーヤー ハレールーヤ ハレールーヤー』という歌声が私に答えました。
画面は石ばかりでできた頑固そうな村の小道でのイースターのミサの様子が映されていました。
お話や儀式の合間合間に画面が変わって、同じ村の中の洗濯場みたいな所でチェロのバッハの演奏や、サウンドオブミュージックのロケーションのような緑の丘の向こうに山が見えるようなところで、ハリーポッターの先生で出てきそうな指揮者が率いる合唱団の歌などが手順良く放送されるという見慣れないセンスの番組です。
ミサはイタリア語だったのですが、イタリアの放送にしてはきちんとさが違うなと思いながら見ていたら、スイスイタリアンでした。

スイスイタリアンの実況中継のミサが終わり間髪いれず、ベルギーの大聖堂のミサの様子が映されました。
厳かに決まりどおりにきちんとした大きなミサです。
ここのパイプオルガンも面白い。パリのヴァル ドゥ グラースみたくオルガニストはパイプの下に座っていますが、お客さんに向かって座っています。色々あるんですね。

ベルギーの実況中継が終わり、いよいよバチカンに切り替えられました。
ローマは子供部屋の壁紙そっくりな、白いぽっこりした雲が浮かぶ真っ青な空です。
スイスイタリアンもいいお天気で外でのミサでも皆軽装でした。
ベルギーでは聖堂内でもオーバーコートとマフラーぐるぐる巻きでした。

法王は今年も65ヶ国語で『イースターおめでとう』を言いました。今の法王は声ががしゃがしゃで、年寄り独特の震えてる声なので何語で何を言ってるのかよく聞こえません。おまけに、フランス語の同時通訳の声が被って日本語で、『OOOおめーでとーございまーす』のOOOが聞こえませんでした。イースターではないと思うのですが。日本語でなんと言うのでしょうか?

『キリストさんも甦ったことだし、何事も希望を持って生きていかねばならないね。』と言う私。
『この世の中での王子様って誰だか知ってる?悪魔だよ』と息子。
この子は何を頼りに生きているのだろうか?