フランスに住んでる日本人のお母さんが、自分の子供の言い草で、カチンとくるのは、”あたしのせいじゃないもん”この言葉が断然一番だと思います。

日本人家庭や,家族で日本から来たばかりの家庭では、子供がフランスでの集団生活を始めるにあたって、フランス語は大丈夫かしらと、とても心配です。
何時までたっても、鳥の言葉みたいなフランス語をしゃべってる大人と違って、子供は直ぐにカッコいいフランス語をべらべら喋り始めます。
それで初めて、ターザン言葉でなく、主語、動詞、述語なんかを取り混ぜた、きちんと話すフランス語が、これです。
”あたしのせいじゃない”  要は、一日中何回も聞く言葉なんでしょう。

これを聞くと、そんな人のせいばかりにして。とか、卑怯だわ。とか、爽やかでないわ。なんて日本人のお母さんとしては悲しい気持ちになります。
先の大雪大パニックで、首相は、政府のせいじゃないよ、気象庁がちゃんと予報しなかったからだ。
とか道路公団がもたもたしてたからこんな事になっちゃったんだ。
とか交通局がヘマこいたんだ。
とか皆であたしのせいじゃないの言い合い合戦。
結局、悪いのは雪だ!って事にしたみたい。

心配していたセイジオザワさんは、やはりキャンセルでした。
ミツコウチダさん一人リサイタルに変更でした。
金曜日の朝、コンサート会場のシャンゼリゼ劇場に問い合わせの電話してみたら、
キャンセルに決まってんでしょうが、彼は病気だよ。だって。
まるでそんな事も分からんで電話してきたあたしが悪いみたい。
うっかり謝りそうになっちゃいました。

しかしフランス人は謝らないな。