パリの地下鉄の通路をポリスが必死のパッチで走っているのに一度ぐらい遭遇した事があると思います。
追いかけているのは10代の少女達。パリの地下鉄名物、女スリ軍団です。
ただ今スリ出現、気をつけてください!なんて放送されたりもします。

ユーゴスラビア辺りから流れてきた子達で、母親から手ほどきを受け、受け継いだスリを生業としています。
リスみたくすばしっこいスリなので、なかなか捕まりませんが、ヘマして捕まっても、法的に罰せられない、13歳と言い張り、直ぐ釈放されます。
それでもなんども捕まると、ポリス双方案配が悪いので、女の子達は、ローマ、マドリッド、など他の大都会へくるくる移動します。
ですから彼女達はなかかなどうして、言葉達者です。

餌食になるのはやはり旅行者。
カメラを提げ、地図を手に、なぜかいつも上の方を見上げている、万国共通スタイルは,鴨がネギしょってるように見えるようです。
人とぶつかる程込み合っている場所では、鞄に手をかけて守りましょう。

ポリスも、他に食い扶持を見つける事が出来ない彼女たちを、半ば同情的に諦めているきらいがあります。
ので、盗られたーーーっ!と涙目で訴えても、あーそっ。で終わり。
散々だったね。とか可哀想にね。なんて絶対慰めてなんかくれません。
ロバしたね。と両手を広げて、肩をすくめるだけ。あーくやしーーーぃ!

気をつけてれば盗られませんので、人を見れば盗人と思え。としっかり気をつけましょう。